みなさま、ご機嫌よう。
「手どうしたの?腱鞘炎?」
「え、TFCCって何?」
と何度聞かれたことか。
そりゃそうですよね、私もなるまで知らなかったし。
TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷) とは?
Triangular Fibrocartilage Complex。略してTFCC。
手の小指の付け根あたりには、三角線維軟骨複合体(TFCC)という軟骨や靭帯の集まりがあって、
手首を使ったスポーツや仕事、転倒時に強く手を着いて転ぶ等、TFCCを圧迫することで損傷するらしい。
その結果、手首が地味に痛い・・・
ということになる模様。
ただ、動かさなければ痛みは無く、
スナップを利かせて手を振ったり、
スナップを利かせて手を振ったり、
フライパンを持つ・振るとか、
ドアノブを回すとか、
ドアノブを回すとか、
手首の小指側に負荷がかかると痛みが出る。
腱鞘炎との違い
腱鞘炎は腱鞘(腱の通り道)に炎症が起こる。
手首の親指側にある腱鞘と腱が、指や手首の酷使によって強く擦れることで起こることが多い。
つまり、スーパーざっくり説明すると
TFCC損傷と腱鞘炎の違いは、
TFCC損傷→靭帯や軟骨が傷む。手首の小指側が痛む。
腱鞘炎→腱鞘が炎症。手首の親指側が痛む。
ま、素人なんで、だいたい似たようなものだと思ってます。
説明するのが面倒なときは、腱鞘炎みたいなやつー。って言っちゃいます。
キュウリとズッキーニみたいな違いです。(全然違うか)
原因って何なの?
恐らく、スノーボードをやっているときに手を着いて転んだ。
とかだと思う。もしくは、体幹を鍛えるために毎日やっていた壁逆立ち。
けど、自分でも気付かないくらいで
(というか、スノボを始めた頃はしょっ中転んでいたし、あちこち痛いし)
まあ暫くしたら治るでしょーくらいに思っていたけど、
うーーーむ、地味にずっと痛いかも。。。
と気付いたのが4月上旬。スノーボードをシーズンアウトした頃。
その時点で、整形外科に行けよ!って感じですが、
何せ4月下旬からタイでマッサージの勉強をすることが決まっていたので、
安静って言われるのがオチだろうなー
下手したらマッサージの資格取れないかもなー
行きたくないなー、嫌だなー
なんて、病院嫌いなコドモみたいな気持ちでして。
タイの思い出写真を振り返ると、
ほとんどサポーターを着けていてアクティブなスポーツ少女みたい。
帰国後、整形外科へ
マッサージも痛みを我慢しながら練習するという毎日で、
コレはいよいよ雲行き怪しいぞぞぞー。
小指でキーボード打つのも痛いかもかもかもー。
エーーーン。。。(自業自得)
と思い、仕事帰りに恐る恐る整形外科へ行ったら、
あっさりTFCC損傷認定されてしまいました。
あっさりTFCC損傷認定されてしまいました。
予想はしていましたが。。ハイ。。
レントゲンを撮って分かったこと
私の左腕の骨は、橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)で長さに1mm程度の差があるらしい。
同じ長さなのが正常だが、小指側にある尺骨がわずかに長い。
(尺骨突き上げ症候群という症状)
幼少期に怪我をした等で、骨の発達が遅れることにより長さに違いが出る模様。
あとは、使い過ぎや加齢変化もあるそうな。
その1mmの差が原因で、元々TFCCを圧迫しやすい手首だったらしい。
たかが1mm、されど1mm。。
(今まで何も無く生きてきたけど)
TFCCは軟骨や靭帯の集まりなので
(今まで何も無く生きてきたけど)
TFCCは軟骨や靭帯の集まりなので
レントゲンには写らないが、症状や状況からTFCC損傷と診断されました。
きちんと調べるにはMRIでの精密検査や、関節鏡で見るしかないみたいです。
治療方法
関節固定装具を着けた保存療法。
お風呂・手洗いなどの水に浸かる時以外は24時間に近い状態で装着し、
手首に負担をかけないこと。
全治3ヶ月。
固定などの保存療法で3ヶ月経過を見て、
改善が見られない場合、外科治療(つまり手術)を検討。
ガビーーーーン。
3ヶ月っていつまでよよよ!?
8月!!?夏じゃん!遊び盛りの季節じゃん!!
てか、せっかくタイ古式マッサージ修得してきたのに、全然練習出来ないじゃん・・・
ワスレてしまう・・・
てか、せっかくタイ古式マッサージ修得してきたのに、全然練習出来ないじゃん・・・
ワスレてしまう・・・
ナニコレ、厄年だから?シクシク。メソメソ。
そもそも尺骨突き上げ症候群の人は、治りが悪いようで、
治ったと思ってもまた、、、みたいな事が多いようです。
根本的に直すなら尺骨を短くする(長さを揃える)手術が必要みたい。
こわいいいいーーーー。それだけは避けたい。。。
TFCC損傷との付き合い方
手のひら側と甲側にアルミのプレートが入っていて、
装着すると全く手首が曲げれなくなり、固定力や安心感が半端無い。
が、、、アクティブな遊びが出来ない・・・
予定していたSUP(海や川でボードに立ちながらパドルで水を漕ぐ遊び)もドクターストップ。
軽登山なら行けるかなーとも思うけど、
実は、タイでトレッキングをやった時に感じていたことがあって、
どんなにライトな山でも、登山って足だけで登るわけじゃ無い。バランスを取るために手を木や岩に着いたり、引っ掛けたりするシーンがある。
足のように四六時中使うわけじゃないけど、
いざというときに手を満足に使えないとすごく困るのだなー。
とりあえず今は完治させるのを最優先させるということで、
山も手首を使うような遊びもしばらくお休み。しょんぼり。
装具を着けて約1ヶ月
もちろん、利き腕の右が少し太いというのはあるし、
左は常にサポーターで圧迫しているからむくんでいないのかもだけど。
筋肉落ちるよおおおー、毎日逆立ちも出来ないし。
いやね。ほんと。。。
色々不自由だし制限されることが多いけど、利き腕じゃ無いだけまだマシですね。
ちなみに、痛みはまだまだヨユーでありマス・・・
本当にこれは治るのか、と心配になる。。。
が、保存療法は地味な戦いなので、今後も安静にして過ごす他ないですね。
早く治りますように。(切実・・・)
それにしても、自分の体なのに、私、体のこと全然知らないなー。
人間の体ってフクザツですね。
普通に体を自由に動かせて生きてるって本当にスゴイです。
ふしぎー。おもしろい。
ナニワトモアレ健康って大事だね。
みなさまも健康にはお気を付け下さいませ。
無茶しちゃだめよ。
コメント
コメント一覧
コメントありがとうございます!
手首は無事治りました!心配ありがとうございます!最近忙しくてブログを全然更新しておりませんでした。
時間ができたらまた気まぐれでアップします(^^)
保存医療は何ヶ月かかりましたか?
湿布はって、サポーターの繰り返しですか?
痛みが引いてからは、どのように手首を回復させていったか教えて頂けますか?
治らない手首の痛みに、悩んでいます
よろしくお願いします🙇♀️
私は湿布は殆ど使わずアルミ板の入ったがっちりガードしてくれるサポーター(整形外科にて医療用を購入)を約3ヶ月間使用していました。
水周りの家事やお風呂に入る時以外はずっと着けていました。(もちろん寝るときも、仕事中も移動中も)
極力左手に負担がかからない様にしていました。
整形外科で「3ヶ月様子を見て、それでも痛む様ならまた来院してください」と言われ、3ヶ月後には痛みを感じなかったので、その後病院は行ってないです。
またいつ負傷するか分からないので、左手首に関しては、トレーニングなどでもあまり負担をかけない様にしています(^^;)
とにかく固定して動かさないのが一番かと思いますが、半年も悩まされているのであれば整形外科に診てもらった方が良いかと思います!
お大事にしてください(´・_・`)
自分も3ヶ月、固定の意識で様子を見てみようと思います。
ありがとうございました